2013年11月16日土曜日

Snapchat は逆転の発想が面白い

Snapchat というスマートフォンのアプリがある。
写真を撮って、それをSNSで共有するアプリである。
なにが特徴できかというと、共有した写真は、共有された瞬間から10秒しか見ることができない、ことである。
通常のカメラアプリであると、撮った写真は消さない限り見るこができる。
しかし、このアプリは友人と共有してから最高10秒で記録を消してしまう。
したがって、その写真は刹那的に、受け取った側は消費してしまわなければならない。
あとでその写真をもう一回見ることができないのだ。

どんな場面で使用されるかというと、面白い写真を撮って友達に見せたい。
でも、その写真はちらみをさせてあげるだけで、SNS上で保存してもらっては困る。
これならば、変な写真をとってSNSでアップしても、広がる恐れがすくない。

ちらっと思ったのが、Snapchatを使っていれば、twitterで広がった若者の非難すべき
写真はおこらなかったのかもしれない。

Snapchatを使用して、馬鹿な行為の写真をとればいいということではない。

写真は永遠を記録する、という目的、当然の前提があったとおもう。
しかしSnapchatは、写真はすぐに消えてしまう、という逆の発想を使用している。

FacebookやグーグルがSnapchatに対して買収を提案したが断られた、という
記事を見たが、通常の経営者なら買収を受け入れたかもしれない。
しかし、これも彼らの逆転の発想から、買収を受け入れないという決定をしたのかも。

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